++今でも変わらない思い 中編1++


蜜柑・・・何故、そんな風になってしまったの・・・?
今でも思うアンタには、変わって欲しくないって・・

「たた・・・確かめるって!!」

「無理ならいいけど」

女子の大群が蛍たちに、手を振りながら去っていく。



____________その頃の蜜柑は・・・



「ふぐ・・・!」

蜜柑に激痛が走る・・・

「薬・・・はぁはぁ・・・・飲まなくちゃ・・」

だが、そのまま倒れこんでしまった。
目が覚めると・・・裕樹が居た。

「裕樹??」

蜜柑は、裕樹の方に手を伸ばす。

「蜜柑!?どうした!?」

裕樹も混乱しつつある。

「ウチ、裕樹がいれば充分や・・・か・・ら・・」

蜜柑は、スッカリ寝てしまった。
裕樹が、出て行く頃には夜だった。
皆に、「早くねろ!!」と言われながらも寝なかった。
でも、しつこく言う人がいたので裕樹も寝た。



_________蜜柑が、目覚め・・・


「裕樹???居るんか??」

でも、返答が無いので寝ようとした瞬間、唇に暖かいものが当たった。

「ん!?」

蜜柑は、気付くと棗がキスをしていた。
怒った蜜柑は、棗を押しのけた・・・
そこに、裕樹が来た!!!

「蜜柑。花びんの水変えをしてき・・・」

裕樹が見たものは、棗が蜜柑に再びキスしようとしていた場面だった!!

「お前!!何してんだよ!!?」

裕樹も怒り爆発、殴りにかかった。

「何しとんねん!!?ウチは、殴り合いは嫌いだ」

蜜柑は、廊下へと走り出す。

「何やねん!!ついてくんな!!」

棗は、それでもついてくる。うざったい。
だんだん、蜜柑はイラついてきて能力を発動。
それも、無効化のアリスではなく『九尾の狐』の能力を・・・。

「ついてくんなって言ったのに、なんでついてくるん(怒」

「裕樹は、ともかくアンタは許さない!!」



___________蛍の部屋にて


「え?」

「だから、知らないの??蜜柑ちゃんが、ああやって裕樹君をかくまう理由」

『蜜柑ちゃん、裕樹君を『九尾の狐』で、死にそうなくらいまで能力を使った事』




続く・・・・


投稿者からのコメント

なんか、書いてて楽しかったです。
読んで頂いたお礼です。
でも、ぜんぜん楽しくないですよね。
本当に有難う御座いました///////


2005.9.17