++今でも変わらない思い 中編2++
「蜜柑が、裕樹って子を、殺そうとした!?」
何故?蜜柑は、そんな事をしたのだろう?
その時、外でものすごい音がした。
「どうしたの!?」
蛍が見ると、蜜柑が凄まじい能力を出していた。
「こここ・・・これが『呪い』?凄い!!」
蛍と仲の良いスイス人の少女・シラが言う。
「なぜ、凄いの!?」
すると、シラが蜜柑を見ながら言った。
「この能力は、運の良い人は見れるけど・・滅多に見れるものではない事は確かよ」
シラが説明をしている。
「じゃあ何故、蜜柑がこんな能力を持っているの?」
「知らないわ!!でも、これだけは言えるわ!!
何らかのきっかけで、この『呪い』を持ったって事は・・・!!!」
蛍は、何がなんだか分からなくなってきた。
蜜柑の傍には、裕樹と棗がいる。
「蜜柑!!蜜柑!!」
裕樹が懸命に叫ぶ。
…だが、伝わらない。
「蜜柑!!!!蜜柑!!」
蜜柑は、棗の声で目が覚める。
「ウチは、何して・・・・」
蜜柑が急に倒れこむ。
それを、キャッチしたのが裕樹と棗の同時だった!!
そして…蜜柑は、裕樹によって運ばれた。
蜜柑を運んでいる最中…裕樹に、憎しみが生まれた。
(何で、俺の声が蜜柑に届かなくて…アイツの声が届くんだ!!!?)
裕樹にとって、それが疑問である。
___________棗の部屋にて・・・
「よく、あの蜜柑を止められたわね・・・」
…と、棗に言う蛍。
「本当だね」
…と、蛍に続いて棗に言うシラ。
棗は、沈黙。訳分からんという目で見る棗。
「まぁ、いっけんらくちゃく♪」とシラ
蛍は、「そうね」と言い自分の部屋へ、帰る。
「さて、私も行こ」
…と、立ち上がり、ちょっと歩いて止まる。
「そうそう、アンタそろそろ…自分の気持ちに、正直になった方がいいよ。
絶対いいことあるよ♪」
…と、言って帰るシラ。
だが、シラの言いたい事が分からない棗。
そして、棗たちの1日は、終わった
_________その頃の裕樹・・・
「アイツになんか…蜜柑をやるかよ!!蜜柑は俺のものだ」
蜜柑の手を握り、言う裕樹。
そして裕樹は、蜜柑の傍にずっといました・・・。
続く・・・・
投稿者からのコメント
なんか、以外な感じです。
自分書いてて楽しかったです。
この続きも頑張りたいです!!
2005.9.17