++今でも変わらない思い 中編7++


ウチ、死んじゃうのかな?でも、いいや死んでも・・・・。
あれだけ、棗や裕樹を傷つけて。
反省もせず、時を過ごしているんやから・・・・。
目を開けると、不思議な場所に居た。

「天国??」

蜜柑は、とぼけながら言った。

「起きたか?」

蜜柑の目には、ビックリするほど悲しい現実が映る。
目の前には蛍が銃で撃たれ、Zを追った時の
あの人達が居た。横には裕樹もいた。

「どうしてなん?わけ分からん」
「まだ理解出来てないのか?こいつは、あんたをZに入れるために近づいただけだ」

蜜柑は悲しげに言った。

「なんで!!裕樹は、そんな事しーひん!!誰かの命令に従ってやっただけや!!」
「いいや、本人がやりますって言ったんだ」

蜜柑はやっぱり否定する。

「なんで、そんな事するん?あんたらがわけ分からんわ!!」

蜜柑は、Zに気持ちを伝えた。

「そんな事、あんたには、関係ない」

裕樹が、口を開いたけど、あの優しい面影がない。


裕樹ニトッテウチノ気持チハ、ソンナ程度ナン。



「・・・・裕樹は、それでいいんか?」
蜜柑は、一応聞いてみた。

「それでいいって、何を?」
「こんな、人を傷つけるだけの組織入ってても苦しくないんか?」

蜜柑の発言に皆ビックリする。

「てめえ、Zを舐めてるな!!」
「舐めとらんわ!!なあ、いいんか?それで!!」

その時向こうから声がした。

「言ったって、無駄よ蜜柑。そいつが変わらないとって思わない限り
 どうしようもないし・・・・」

向こうから出てきたのは、棗、蛍、流架、シラが出てくる。

「まぁ、Zに入った分、後悔しろ。」

その言葉を言ったのが棗。
そして、Z組VS生徒の戦いが始まりました。




続く・・・・

投稿者からのコメント

何か、しんみりしたお話だったような。
蜜柑性格が、戻りつつ!?
まあ、蜜柑の性格もどうしようかなぁーっと。
読んで頂き、有難う御座いました

2005.10.17