++白狐の悲しき定め++



「蜜柑が、Zに入って・・何年たったのかしら」

「今井・・ボケた?」

「あら、流架君v喧嘩売ってるの?Vv」

「喧嘩は、売れないな〜」

「今井も流架もなにやってるんだ?」

「あら、日向君・・・・・聞きたいことあるんだけどいい?」

「別に」

「蜜柑が、Zに行って・・・・何年経ったか覚えてる?」

「・・・・約2年・・・」

「そうだったわね」


******


2年前


「ほ〜た〜るぅぅ〜」


バカン


「抱きつかないで頂戴・・馬鹿蜜柑」

「うぅぅ〜〜」

「泣くな・・・・あんたの泣き顔は・・3割増ブス」


ガラガラ


「皆さん!!!!今日は、大事なお知らせがあります。・・実はこの中に・・・白狐がいるんだ」


ざわざわ


「ソレが実は・・・・・・みっ蜜柑ちゃんなんだ」




休み時間


「皆!ドッジしようや」

「よるな!!」

「えっ?」

「よるな!!白狐の化け物」


ドクン


{化けもの}


がらっ


「蜜柑!!!」


******


「っうぅっっ〜」

「どうしたの?」

「お姉さん・・・誰?」

「正体は言えないけど・・・名は桜よ」

「桜さん?ところで何ですか?」

「あなた・・・Zに入らない?」

「Z?いややZになんか・・・・入ります。こんな学園に・・・・居たくない」

「じゃあ!このお面かぶってねVv」

「はい」


******


「日向君!流架君!、蜜柑が・・・・蜜柑がっ・・部屋に居なくて
 それでこの手紙を見つけて」


 棗、蛍、流架ぴょんへ

蛍たちがこの手紙を見てる頃には、多分ウチ、Zの基地に居ると思います。
お別れをしなくてごめんなさい。蛍、迷惑ばかりかけてごめんな。
蛍はいつまでも大親友やで。棗のこと最初は、嫌味ばっかのやつやと思うたけど
最近棗は、いい奴やって思ってきた。最初は嫌いだったけど今は大好きや。
流架ぴょんにはいろいろ迷惑かけてもうてごめんなさい。
流架ぴょんの優しいところめっちゃ好きやったで。アリスストーン交換できなくなってごめんな。
最後にこれだけは憶えといてな、ウチは、みんなの敵になりますが
みんなのこと忘れへんでみんなもウチのこと忘れないでね・・・バイバイ。

         蜜柑より


「馬鹿やろう」

「佐倉の馬鹿!」

「馬鹿蜜柑」 

「「「誰が忘れるか」」」


これが蜜柑がいなくなった2年前出来事だった




続く

投稿者からのコメント

忙しいのででは〜

2005.12.8