なぜ、あのとき・・あいつのアリスを取らなかったのだろう
取ろうと思えば取れたのに・・・・
++白狐の悲しき定め 第4話++
「はぁ〜〜」
「どうしたの?蜜柑・・」
「あっ桜・・・?どうしたの?」
「どうしたの?は、あんたでしょっ!でっ、どうしたの?」
「う〜〜ん・・・あんな〜・・・ウチ、黒猫のアリス取れなかったやろ?
あれ、逃げてなかったら・・奪えたな〜っと思って・・」
「ふ〜ん・・まっ!いいじゃん。今度奪えば・・・・それより、今
大事な任務入ったからいくねVv」
「うん!後でなっ」
桜は、高校3年生くらいで・・中学生蜜柑の良き相談相手である。
桜は、破壊のアリスを持っていて Zからも良い評価を得ている。
蜜柑は、そんな桜に憧れていた。
ずっと前まで、学園にいてスペシャルという評価だったが・・危険能力の任務をさぼっていたために
親友を学園側に殺されてしまった。桜は、そんな学園を恨み『Z』へと走った。
蜜柑は、部屋のベットに寝転ぶと、Zに入った時のことを思い出した
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「ここが、Zの基地よ・・・・ついでに言うと、学園のこと此処で言わない方が身のためよ」
「何でですか?」
「それは、言えないわ・・・あっ!そういえば私の能力教えてなかったわね・・・私のアリスは、破壊よ」
「ウチは、無効化です。」
「と、能力盗みよ・・あなたは2つアリスをもっているの」
「ふ〜ん」
「じゃあ・・・・Zにようこそ・・・歓迎するわ。新入り・・佐倉 蜜柑ちゃん」
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「ウチと桜の出会いは、あのときから始まったんやな」
蜜柑は、そう呟いた
続く
投稿者からのコメント
桜と蜜柑のお話でした。桜のプロフィールは
↓
梶川 桜 年齢18歳 誕生日 5月6日 血液型 O型
アリス 破壊 所属Z幹部 容姿 眉目秀麗で、目の色が虹色
髪の毛の色が、綺麗な赤毛
2005.12.21