花園会に招待され、花園会に行きている

花園会には花名というものがあって、花姫たちは、その花名で呼び合っているらしい



++亀裂の城++



今井 蛍は、若紫

日向 棗は、紅蓮の君

乃木 流架は、向日葵の君(略 向日葵ちゃん)

安積 柚季は、黒薔薇の君

佐倉 蜜柑には、花名をつけて貰えず、のけ者にされていた


「・・・・帰りたい」


そんな時


「蜜柑!!」


安積 柚季が来た


「どうしたん?柚季」

「・・なあ・・蜜柑、帰るか?」

「えっ?」

「俺も、つまんなくなったし・・そろそろと思ってな」

「ねぇ、柚季、ウチはまだ此処に降りたい」

「何でだ?のけ者にされてるんだぞ、それなのに」

「うん、別にいいよ・・そんなこと」


そのとき・・・・小梅と撫子が来て


「黒薔薇の君!すごろくしませんこと?」

「面白いですわよ」


蜜柑は笑って


「行ってきいや!」

「・・・・すまん、蜜柑」


柚季は、花姫たちのところへ行った




流架が


「すごろくなら、佐倉もよんでから・・・」

「あら いいわよあんな、臭う子」


バシ!!!!!!


柚季は、撫子の頬を叩いた


「ふざけんな!!!てめぇに蜜柑の何がわかるんだよ?あァ?
 大体、蜜柑が臭くなったのは、お前の薬が原因だろ!!!!
 あと小梅って言う奴・・・蜜柑の何が気に入らねえんだ」

「ふん!なんで花園会に白狐を入れないとならないわけ?それじゃあ花園会の名誉丸つぶれよ」


撫子が柚季をあざ笑うように言う


「白狐だからなんだ?じゃあてめぇは、白狐だからってケイベツすんのか?
 この際言っといてやるよ・・蜜柑はな・・・・・・・てめぇ等二人の発してる香の匂いより
 蜜柑の薬の臭いのほうがましだ!!!!ば〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜か!!!!!!!」

「なんですって〜〜!!口を慎みなさい!」

「柚季〜〜危ない!!!」

撫子が柚季を殴ろうとしたが、あったのは・・蜜柑の頬だった
その場を見た柚季は

「お前・・・俺を叩くならまだしも蜜柑を叩いたなら話は別だ!!!!
 お前は、あの世行き決定だ!!!!」

そのとき


「柚季〜〜〜帰ろう」


叩かれた蜜柑が、柚季に言った


「蜜柑・・・・大丈夫か?」

「うん!」


蜜柑を心配そうに見ながらも


「じゃあ、行くか」


バタン!!!!!(ドアを閉める音)


「柚季・・・ありがとうな」

「えっ?」

「だって、ウチを守ってくれたんやもん」

「だが・・・俺の、監督不行でお前に・・・」

「大丈夫や・・・こんくらい」

「そーか」


二人は、仲良く手をつないで(恋人つなぎ)で帰った




終わり

投稿者からのコメント

なんか柚季×蜜柑風味になちゃったかも・・・最後の恋人つなぎで
ハハハまあいいか、ということで気にするなハハハ・・・・

最後の撫子と小梅は後で、蛍と棗と流架に半殺ししたんです・・多分

2006.1.27