蜜柑・・・蜜柑

私の事嫌いなの?


何で?私・・・・・蜜柑の事・・・・



++白狐の悲しき定め 第7話++



「此処何処?」

「蛍・・・・目覚めた・・?」

「蜜柑!!此処は・・?」

「Zの基地・・・」

「Zの?」

「うん・・・」

「みか・・・ん、あのね・・・」

「何や」

「学園に戻ってくる気ない?」

「ないで・・・学園嫌いやもん」

「なんで!!!!」

「何でもや!もう・・・もう、帰って!!学園に」


ズキ


「・・た」

「え?」

「分かった・・・帰るね・・バイバイ・・・蜜柑」

「さよなら・・・蛍・・いや、今井さん」



蜜柑の馬鹿 馬鹿 馬鹿

私は・・・・どうすればいいの?

また・・・笑顔のない・・能面に戻らないと

いけないのね



さよなら・・・・・・・・・・・・



・・・・・・・・・蜜柑




「・・・っ・・・・此処・・戻って・・来たのね」


蛍は、扉の前に倒れてたので、起きてから、初等部に行こうとした


「・・・・・私、本当どうしたらいいのかしら・・」


「おい!」

「え?」

蛍は、声のする方を見ると・・日向棗が居た


「水玉は?」

「駄目だったわ・・・・」

「そうか」

「・・・・・今度は」

「えっ?」

「今度は、俺が・・蜜柑を連れ戻してくる・・」

「そんなの!む」

「無理じゃねえ・・・やってみないと・・わからねえだろ」

「・・・・・・分かったわ・・・・但し、条件付でね」

「条件?」

「ええ・・・・蜜柑と一緒に此処へ帰ってくること・・」

「・・・承知した」

棗は、蛍にガリバー飴を貰い、なめて・・高等部に向かった




続く

投稿者からのコメント

う〜〜〜〜シリアス苦手や〜〜次回は、「蜜柑は戻ってくるの!?編」です。お楽しみに

2006.2.16