++いつもの思い 後編++


「だ・・・誰だ!!」

そこから現れたのが、蜜柑ぐらいの身長。

「蜜柑に、手を出すな」

聞こえたのは少年の声。その、少年の名前は・・

「お前は・・・黒猫の日向 棗!!」

棗の傍に蛍、流架もいる。

「蜜柑に、手を出す奴は、どうしましょうかね??
 ね、棗。ルカぴょん」

蛍は、バカン砲をかまえた。

「そうだな、まずは1発・・・・」

棗も、殴る用意をしてある。

「そうだ、あれを呼ぼ」

流架は、動物を呼んだ。

そして・・・3人の後ろには、ドス黒いオーラが生まれる。
そして、3人はZと戦い、勝ったのは3人である。

「フフッ・・・・勝った!!」

微笑みを浮かべながら言う。

「助けて!!!!!!!」

蜜柑の声だ。

「こうなったら、ここから、逃げるぞ!!」

そこに、通りかかった人がいた。
蜜柑にとっては、懐かしいような・・・でも知らない人。

「今の人、誰だか分かるか???」

急に男の人が、話かけてくる。

「お前の、母親だよ」

蜜柑は、気が抜けて、抵抗しきれなくなった。

「お母さんが、何でここに???」

蜜柑は、何がなんだか分からなくなってきた。
その時、また・・・あの女の人が通る。

「お・・・お母さん!!!!」

思わず叫んでしまった。
女の人が、振り向き・・・

「み・・かん」

女の人の目から、涙が零れ落ちる。

「お母さんの事思いだしてくれたの??」
「うん。思い出したんや!!」

そうそれは、雪の日だった。
自分の名前を、何回も呼ばれた事を・・・今でも・・・。
そして・・・無事、蜜柑は助けられ、柚香はと言うと・・・
______初等部にて・・・



「柚香先生」

柚香は、先生となった。

「お母ーさーん」

元気に呼ぶ蜜柑の声で、助けられています。
そして・・・棗と蜜柑は、付き合いは始めた。
そして・・・蛍と、ルカも。

「棗ー。たまには、セントラルタウン行こうよー」
「お前、しょっちゅー行ってるだろうが!!」
「いいやんか〜〜〜」

その頃の蛍と、ルカは・・・

「あの子達ってあまり変わらないのね」
「そうだね・・・」

そして・・・2組は、幸せいっぱいでした。




END


投稿者からのコメント

有難う御座います!!!!!。
かかか・・感激です!!!
最後まで続けられました!!!
有難う御座います☆!!

2005.9.14